誹謗中傷の書き込みについて
インターネットには、自分の気持ちを気軽に書き込めるサービスがたくさん
あります。
しかし、その気軽さの反面、問題のある書き込みがあ
るのも事実です。そのひとつが、他者に対する誹謗中傷の書き込みです。
誹謗中傷の書き込みの例とその影響について
インターネットに書き込まれる誹謗中傷の書き込みの例としては、以下のようなものがあります。
・SNSで対象の人物をあかさずに中傷したもの
「ムカつく! あいつ本当にうざい! 顔見ただけでイライラする」
↓
対象の人物が不明なため、書き込みを見た人たちが「自分のことかも」と考えて、人間関係が悪化する可能性があります。
・SNSで友だちの写真を載せ、冗談半分に悪口を書き込んだもの
「こいつきもいw(対象の人物が変な顔をしている写真を掲載)」
↓
たとえ冗談のつもりでも、対象の人物が怒ったり傷ついたりする可能性があります。また、書き込みを見た第三者から、いじめではないかと疑われることがあります。
・匿名掲示板に嫌がらせ目的で嘘の悪評を書き込んだもの
「〇〇学校 2年〇組 □□部の〇×B男は万引きの常習犯です。
市内のスーパーやコンビニが被害にあってます。」
↓
場合によっては、使ったインターネット機器から個人を特定され、名誉棄損などの罪に問われることがあります。
トラブルを避けるために
誹謗中傷の書き込みはいじめとなることが考えられます。
インターネットに書き込むときは、面と向かって言えないことはインターネットにも書かないこと、相手の気持ちを思いやって発言することを意識しましょう。
もし、自分や友だちに対する誹謗中傷の書き込みを見つけたときは、反論するような書き込みをするのではなく、すぐに身近な大人に相談することが大切です。
誹謗中傷の書き込みは現実世界にも大きな影響を与えてしまうことがあります。
自分の書き込みが周囲にどんな影響を及ぼすか、考えてから書き込むようにしましょう。
埼玉県教育委員会
03第2号 誹謗中傷の書き込みについて.pdf